長良川シンポジウムで研究報告をしました!

10月29日(土)午前.長良川国際会議場にてシンポジウム「長良川流域が直面する温暖化にどう適応するか?~生態系の恵みと流域文化・産業を持続可能なものとするには~」を開催し,私から「長良川流域を駆け巡るアユ,温暖化はどう影響するか?」と題した研究報告を行いました.会場とウェビナーを合わせて200名弱の参加をいただきました.また,たくさんの感想をお寄せいただきまして,ありがとうございました.

アユを取り巻く産業・文化における地域適応策を実効性のあるものとするためには,アユにどんな温暖化影響が及んでいるのかということについて,「何となく人々が感じていること」を科学的なデータでしっかり示すことが大切だと,あらためて気づかされた.このような感想を多数いただき,大変うれしく思います.これを励みに,長良川のアユの生態を丸裸にすべく研究を継続し,アユとともに生きる長良川流域の生活に貢献したいと思います.

シンポジウムの様子は,後日,岐阜大学地域環境変動適応研究センターのYouTubeチャンネルで公開予定です.