応用生態工学会で,アユ耳石Sr分析による長良川流域内の生息場利用履歴について発表しました!

2024年9月19日(木),第27回応用生態工学会において,耳石のストロンチウム安定同位体分析を使ったアユの流域内生息場利用について発表してきました.これまでの関連投稿はコチラコチラも

産卵場に集まってきたアユ親魚は,来シーズンの個体群形成や漁獲量に関わる,とても重要な存在です.そのアユ親魚を育む(供給する)有用な生息場が長良川流域のどこに存在するのか,その全容について初めてお披露目しました.

これにより,以下を提示すべく,鋭意論文執筆中です!
①アユ生態のミステリーの1つを解明(生態学)
②重要な河川区間の認識と縦断連続性の重要性の強調(河川管理の実務)
③Wildアユ資源管理における基礎情報(水産学)