今年も確保‼木曽三川の落ちアユ
『産卵場に集まるアユはどこからやってくるのか?』
長良川で明らかにしたこのミステリーを,現在,木曽川と揖斐川ふくめた木曽三川に展開しています.3つの川では,それぞれアユの遡上限界が異なります(主にダムの存在による).つまり,川の縦断的な連続性が異なっています.一方で,各河川では流域全体でアユの放流が行われています.これらのことと,産卵集団を形成しているアユの起源にどんな関係があるのか・・・気になりますよね?
そのために,もう3年目ですが,各川の漁師さんに協力してもらい,産卵場に集まってきたアユ産卵親魚を50尾ずつ,計150尾確保しました!!今年はあえて11月に入ってからのアユを獲ってもらいました.これで,過去2年分のデータとあわせ,産卵場に現われるタイミングを考慮した分析ができそうです.
どんな結果になるかは,乞うご期待!


