矢作川環境技術研究会で講演してきました!

今年度(令和5年度)で設立37年目を迎えた矢作川環境技術研究会主催の「令和5年度公開研究発表会~水は生きている2023~」において,『流域一貫で見る自然プロセスと生物たち』と題した講演を行ってきました.

当研究会および矢作川沿岸水質保全対策協議会が掲げる「流域は1つ,運命共同体」というスローガンは,全国にさきがけて発せられた流域管理の思想であり,ここでは「矢作川方式」として実践されています.矢作川流域に関わるゼネコン各社が自ら組織し,自ら環境配慮技術を高め合う機会を創出しており,本発表会は数ある年間行事の中の1つのようです.

建設業界の方たちが「流域一貫の思想」を語ってくれるなんて,何とも嬉しくなっちゃいます.流域一貫で考えるべきは,水質だけではなく,土砂動態も,そして,それらによって支えられる河川生態系も一緒だというメッセージが,今日の私の講演を通して多くの方に届いていたら幸いです.

本日の講演要旨はコチラ